水素水を飲もう

テレビや雑誌、SNSなどさまざまなメディアで話題にのぼる「水素水」ですが、どういった作用やメリットがあるのかよくわからないという人は多いのではないでしょうか。

「流行っているから買ってみよう」「芸能人が勧めているから飲んでみよう」というだけではなく、水素水について詳しく知ることで自分にとってどんな効果が期待できるかが判断できます。
水素水を買ってみるまえに、水素の特徴や効果などをちょっと深く知ることからはじめてみましょう。

水素とは

水素とは現存する原子の中ではいちばん数が多く、宇宙でいちばん小さな分子と言われています。

水素が持つ特徴としては、

・無色無臭
・もっとも軽い気体
・自然発火しにくい(発火点570℃)
・燃焼しても二酸化炭素や硫黄酸化物がでない
・火炎温度が高い(2000℃)
・液化すると低温(-253℃)

などがあります。

水素は私たちの周りにたくさんある

私たちが“水素=水のもと”と呼んでいるように、
外国でもhydrogen(英語)やhydrogène(フランス語)というように、水(hydro)の素(gène)と表記されています。

水素は基本的には無色の気体ですが、ほかの分子と化合することでさまざまな物質に変化。
たとえば、水素(H)+酸素(O)=水(H2O)や、水素(H)+窒素(N)=アンモニアなどですね。

水素は、健康にいいものとして注目されているだけではなく、生活のさまざまな場所で活用されていることをご存じでしょうか。
空気よりも軽いことから気球や飛行船を浮かせるのに用いられたり、燃焼させてエンジンを回したり電気を起こしたり。

燃焼時に二酸化炭素が発生しないクリーンなエネルギーとして、水素自動車の実用に向けて研究を進めているメーカーもあります。
とくにエネルギー資源が少ない日本では、新たなエネルギー源として期待が高まっているのです。

水素は人体にどう作用する?

この世でいちばん小さな水素は、人間の身体にはどのような働きがあるのでしょうか。
疲労回復やアンチエイジング、ダイエット、美肌効果など、さまざまな効果があるとされている水素ですが、どうして幅広いメリットを発揮するのかをご紹介します。

疲労、老化、肥満などの大きな原因である「活性酸素」がキーポイント。

活性酸素は人間が生命活動を行っていくなかで、必ず発生します。
外からやってくるウイルスや細菌といった有害なものを攻撃し、身体を守る働きを持つ活性酸素ですが、
いい働きをするだけではなく悪い働きをする活性酸素もあるのです。

これを悪玉活性酸素といいますが、健康な細胞を傷つけるというイヤな作用のせいで、疲労や老化が進んだり、太りやすくなったりするのです。

ここで、水素の特徴を思い出してみましょう。

・宇宙でいちばん小さな分子
・酸素と化合して水になる

つまり、

・体内の細胞のどこへでも浸透していくことができ
・活性酸素と結びつくことで水になる

ということになります。

活性酸素と戦う力を抗酸化力といいます。
抗酸化作用を高めるには、という話もよく聞きますが、ビタミンやポリフェノールの摂取を心がけている人も多いでしょう。
ところが、こういった抗酸化物質はすべての活性酸素に作用してしまうのが困りもの。
ですが水素なら、善玉活性酸素には反応せずに悪玉活性酸素とだけ結びつくといううれしい性質を持っているので、より効率的な抗酸化が見込めるのです。

ミトコンドリアの働き

ミトコンドリア

悪玉活性酸素が健康な細胞を傷つけることで、身体にさまざまな悪影響が出てしまいます。
中でも、ミトコンドリアがダメージを受けてしまうことが大きな問題。

ミトコンドリアはすべての細胞の中にある器官で、細胞の代謝を司ることで生命活動に必要なエネルギーを生み出す働きがあります。
つまり、ミトコンドリアが増えれば、細胞が活性化されて元気な身体を維持できるということ。

老化や肥満の予防にもつながります。

反対に、ミトコンドリアの働きが衰えると細胞の代謝が鈍くなり、身体はエネルギー不足に。

肌の衰えや疲労の蓄積などが進み、老化を加速させてしまう原因となってしまうのです。

ミトコンドリアは年齢を重ねるごとに減っていくものですが、悪玉活性酸素に攻撃されるとさらに減少してしまいます。
ミトコンドリアは適度な運動や食事内容によって増やすことができますが、悪玉活性酸素を排除すればミトコンドリアを守ることが可能。

そこで日常的に水素水を飲むことで、悪玉活性酸素を溜めない身体づくりを目指すことができるのです。