疲れや老化など、人間の身体にさまざまな悪影響を及ぼすと言われている活性酸素。
活性酸素=悪いものと言うわけではなく、外からやってきた細菌やウイルスを攻撃して身体を守る役割があります。
ですが、健康な細胞にまでダメージを与えてしまうので、細胞の代謝が衰えてしまったり病気の抑制ができなくなったりすることで老化や病気が進みやすくなるのです。

活性酸素の悪い作用を抑える力を抗酸化力といい、ビタミンやポリフェノールなどに多く含まれています。
近年は水素の抗酸化力にも注目が集まっていて、健康のために水素水を飲むという人も増えてきました。

ここでは、活性酸素の作用と水素の働きについて詳しくみていきます。

活性酸素とは

人間の生命活動に欠かせない呼吸。酸素を体内に取り入れて代謝し、エネルギーを生み出しています。
このときに発生するのが活性酸素。生きているだけで次々と増えていくものです。

活性酸素は、善玉活性酸素と悪玉活性酸素のふたつ。
外から侵入してくるウイルスや病原菌と戦い、身体を守るのが善玉活性酸素で、体内の健康な細胞を傷つけてしまうのが悪玉活性酸素です。

呼吸をするだけで発生する活性酸素ですが、生活習慣によって過剰に増えてしまうことも。

食品添加物が酸化の原因

・ストレスが多い
・激しい運動をする
・食品添加物の多い食事
・紫外線や放射線をあびる
・煙草を吸う

こういった要因で、活性酸素は急増。悪玉活性酸素の数も大幅に増えてしまい、疲労や老化などの影響が出やすくなってしまうのです。

活性酸素が増えると

では、体内の悪玉活性酸素が増えることで、具体的にどのような影響があるのでしょうか。

活性酸素は疲労の原因

・疲れが溜まりやすい

疲労を感じる大きな原因は、交感神経が頑張ったから。
人間の身体を調整している自律神経には交感神経と副交感神経があり、日中の活動を司っているのが交感神経。副交感神経は夜間や休息時に促がされるものです。

たとえば、運動をするときには体温や心拍を調整するために交感神経が作用しています。
交感神経が活性化されると神経細胞内で活性酸素が大量に発生。ここでできた悪玉活性酸素が細胞にダメージを与えて代謝が滞り、老廃物が増えて疲労因子と呼ばれるたんぱく質ができます。これが大脳に伝わることで、疲労を感じているのです。

・病気の原因になる

悪玉活性酸素によって血管内の環境が悪化すると、心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなってしまいます。
また、人間の体内にいる癌細胞を抑制する遺伝子が傷つけられることで発がん率が上昇。抑制遺伝子を助けるDNA修復遺伝子までダメージを受けてしまうと、さらに癌細胞が増えて病状が悪化してしまいます。

活性酸素は紫外線によって過剰発生するので、いつも光にさらされている眼は活性酸素からの攻撃を常に受けている状態。眼の水晶体が傷つけられやすくなり白内障の原因にもなっていると考えられています。

・肌年齢の上昇

活性酸素が増えると健康な細胞がダメージを受けるので、代謝機能が低下してしまいます。
通常なら、肌の代謝=ターンオーバーによって、肌に溜まったメラニンは老廃物として排出されていきます。
ですが、代謝が正常に行われなければメラニンが留まりやすくなって、シミとして残りやすくなるのです。

また、活性酸素によって細胞が酸化して、皮膚の真皮層にあるコラーゲンも傷つけられるので肌の弾力が低下。シワの原因になっていまいます。

活性酸素は水素で無害化

人間の身体にとって、できるだけ増やしたくはない活性酸素。
発生そのものを抑えたり、できてしまったものをなかったことにする方法を知っておくと、健康的な身体でいられますよね。

抗酸化力の高い食品

・抗酸化作用のある食べ物
フィトケミカルという栄養素を聞いたことがありますか?
植物が持つ色や香り、アクから発見された成分で、抗酸化作用が高いと言われています。
(イソフラボン、リコピン、ペクチン、カテキン、フラボノイド、カロテンなど)
ほかに、ビタミンAやC、E、ミネラルなども、抗酸化力の高い成分です。

・酸化させる食べ物は控える
抗酸化作用の強い食物とは反対に、身体を酸化させやすい=活性酸素を生みやすい食べ物もあります。
食品添加物・・・ハムやソーセージなどの加工食品
脂質・・・肉の脂身やマーガリン、ショートニングなど
酸化したもの・・・時間がたった揚げ物、インスタント食品、スナック菓子など
こういった食品の過剰摂取は、悪玉活性酸素を量産してしまう原因なので、できるだけ避けておくのがベター。

・飲料水を水素水に

抗酸化力は一番

抗酸化力No.1と言われる水素。
宇宙でいちばん小さな分子と言われ、細胞のどんな場所にも浸透していけるのが特徴です。
酸素と化合して水になるという性質から、活性酸素を無害な水に変えてくれるすぐれもの。
しかも、善玉活性酸素はスルーして悪玉活性酸素のみに反応するといううれしい働きを持っています。
水素は体内に留めておくことができませんが、日常的に水素水を飲むことで活性酸素を抑えることができるのです。